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考えてみたら・・・(作業改善)
- 2018.09.14
- 現場が語るブログ
こんにちは、第二製造部の加勢です。
今回は気をつけて作業しないと部品を破損したり時間がかかっていた工程について、
誰でもできる方法がないかと考えたら、破損もなく時間短縮になった作業を紹介します。
とある部品にファンを取り付ける作業です。
取り付けるところには隙間ふさぎのエプトシーラが貼ってあり間口は80ミリ。
一方、取り付けるファンの外寸は90ミリ。
寸法が合わないので当然無理矢理押し込むことになります。
すると、
四隅のうち対角でネジ止めするのですが、奥のネジ頭が全く見えません。
この状態で作業を進めると取付穴を破損する可能性が。
奥のネジも上の写真のように止めるので、押し込む際にネジが穴から外れることも。
この作業が思いのほか面倒な作業で、今までやってても悪戦苦闘していました。
そこで考えに考えたのがコチラ
ネジの外れを使わなくなった電線を使い抜け防止に。
押し込みにくい作業には、割れたクリアファイルを加工しガードを2枚作製。
ガードを取り付ける部分に差してファンを挿入。
すると、ネジの頭も穴からよく見えて、ネジ止めもスムーズに。
ネジ止めが終わったらガードを引き抜けば作業終了。
文章では、なかなか作業性を表現できないのが残念でなりません。
それではまた。