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値上げの波
- 2024.02.02
- 現場が語るブログ
こんにちは、第二製造部の加納です。
「値上げの○○」この言葉がニュースや普段の会話に上るようになって
どれくらい経つのでしょう。未だ収まる気配はありません。
電気にガスに食料品、仕事上での仕入や売上。
勝手なもので買い手に回れば「もうこれ以上上げないで欲しい」と思い、
売り手に回れば「この値段では厳しい、上げて欲しい」と思ってしまいます。
最近、ここ4~5年気に入って使っていたものが壊れてしまい、もう一度同じものを
買い直そうか、という事がありました。
ですが、いざ同じもの(同メーカーの同等品)を探してみたら「こんなにしました?」という
お値段。たぶん、前に購入した時の2倍近い価格でした。諦めました。
作り手側の気持ちも多少わかるつもりなので、出来る事なら気前よく支払いたいとも思い
ましたが、私の財布がそれを許しませんでした。
ちなみに、年末に冷蔵庫が壊れて買いに走った時も容量機能共に同じようなものを探した
結果、こちらも(10年程前の話ですが)前回の2倍近いお値段でした。
そちらは諦めるわけにもいかず購入しました。
値上げの波にのまれました。
「値上げ」消費者側に立つと悪者に見えてしまいますが、生産者側に立てば品質を維持
していく上でも「悪」ではありませんし、簡単に蔑ろにしていいものでもありません。
適正な品質の商品を適正な価格で買う、もしくは売る。どちら側に立っても「適正」を
見極める目を持ちたいなと思いました。
それでは。