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品質月間が始まります
- 2022.10.19
- 現場が語るブログ
こんにちは、第一製造部の三冨です。
田んぼの稲もすっかり刈り取られ、朝晩は寒さも感じられる様になってきました。
お店に行くと「芋」「栗」「柿」「菊」「秋刀魚」「新米」などなど、秋だなぁ。(食べることばかり)
秋といえば・・・。
そう、来月11月は品質月間です。
毎年の事ですが、品質川柳の募集、協力工場様のパトロール、内部監査等々やることがいっぱいです。
この機会に問題点がないかチェックをして、より良いモノづくりをして、お客様に喜んでいただける様にしていきたいと思います。
全く話が飛びますが、先日、とある百貨店の、とある和菓子屋さんで列に並ぼうと最後尾の方へ向かうと、途中で間違った並び方をしている方がいる事に気が付きました。
私が少し間を開けて正しい場所に移動すると、私の前に入るべき御高齢の女性が私に「お兄さん、先どうぞ」と仰るので「いいえ、あなたの方が先にいたので、先にどうぞ」と伝えると「お兄さん、先どうぞ」これを2・3回繰り返した後に、しぶしぶ先に入ってもらいました。
その後も何度かそんなやり取りをしましたが、その方と私の間に入った中年女性にも気を使わせてしまっている様だったので、「それではお言葉に甘えて」と場所を入れ替わりました。
しばらく並んで自分の番が回ってきたので注文をして品物を待っていると、御高齢の女性の方が先にお買い物が終わりこちらに歩いてきました。
「お母さん、ありがとうね」と声をかけると嬉しそうに手を振りながら「ありがとう」と言って、去り際に「良い1日でありますように」と言って下さいました。
その瞬間、とても清々しい気分になりました。(この人は神様か)
親切のつもりで「先にどうぞ」と言ったつもりが相手にとっては、譲られた事で譲ってくれた相手に迷惑をかけてしまったのではないかと苦に感じてしまう事もあるのだと気付かされた出来事でした。(「良い1日でありますように」と言われても既に夕方4時頃でしたけどね)
仕事でも、お互いに気づかいし合いながらどうしたら喜ばれるのか、相手にとって何が一番いい事なのかを考えながら行動していれば、きっとより良い「モノづくり」が出来るんじゃないかなぁ。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また。(早く川柳考えねば…)