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古きをたずねて
- 2018.12.21
- 現場が語るブログ
こんにちは 第一製造部の高島です。
私が所属するPLANT2には、初代社長吉川雪松の胸像があります。
この胸像は、同氏が内閣総理大臣賞を受賞(1968.6)並びに
藍綬褒章を受章(1968.10)された記念に、当時の協力会社と全従業員から贈られたと社史にあります。
胸像の後ろの撰文には受賞に至る歴史と功績、そして雪松社長の人柄が記されています。
旧字を調べながら時間がかかりましたが、文章の中に時代の背景も読み取れて勉強になりました。
私なりに解釈したものを少し載せてみます。
「吉川雪松翁は新潟県燕に生まれ青年期よりキセル製造業に従事し、
金工鍛冶の道へ精進していたが予期せず情勢が急変し、終戦後、
翁は時代を見通し昭和21年9月吉川金属株式会社を創立。
ステンレス鋼がこれから進むべき道とし、更に輸出の復興を志した。
(途中割愛)
日本輸出金属ハウスウェアー工業組合理事長他業界合わせて十数の要職に就き、
燕商工業界の重鎮であると同時に業界屈指の先達である。(以下割愛)」
先人の残した偉業に、敬意と感謝を忘れてはいけないと改めて感じます。
経験の積み重ねが人の歴史をつくり、
たくさんの人の歴史が会社を創っているとも言えますよね。
今年一年どんな経験をしましたか?
経験や人から学んだことがありましたか?
このように一年を振り返ってみようと思います。
それでは^^