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画像から線データへ
- 2024.09.13
- 現場が語るブログ
こんにちは研究開発室の鈴木です。
こちら新潟では、台風の影響なのか涼しい日もありましたが、
また気温が上がり30℃以上の日が続いております。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉もありますので、
もう少しすると過ごしやすい日になるのではないかと期待しています。
さて、私は仕事で毎日のようにCADを使用しているのですが、たまに
ロゴなどの意匠をCADに入れて、穴をあけたい、レーザーマーキングをしたいといった要望があります。
ですが、ロゴなどの意匠は画像データ、CADは線データを扱うソフトなので一見
できないのではないかと思われるかもしれませんが、イラストレーター(Adobe Illustrator)を使うと割と簡単にできます。
例えばこちら↓のような画像をCADに取り込みたい場合、
まずイラストレーターで画像を取り込みます。そして
画像を選択した状態で「画像のトレース」という機能を使います↓
するとイラストレーターが画像の輪郭を線データに変換してくれます↓
ちょっとわかりずらいですが、青く表示されている線が線データです↓
その後、データをDXF形式で書き出し、それをCADデータで読み込みます。
こういった形で読み込まれます↓
線データがうまく変換されなかった場合は補正します。
この線データを利用し、CADで編集すれば立体にマークを入れたり、穴あけたりすることができます。
このようにご希望のロゴなどを製品に入れることができます。
CAD以外のソフトも活用して、出来ることの幅を広げていければと思います。
それではまた