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夏なのに消雪パイプ??
- 2015.08.20
- 現場が語るブログ
こんにちは、第一製造部の大山です。
子供たちの夏休みもあと1週間程ですが、皆様はいかがお過ごしですか?
今年の夏は異常なほどの猛暑に見舞われた夏でしたね。
そろそろ夏も終わりに近づいたかなと思いきや、残暑があったり台風が来たり
して、まだ今のところ秋の気配を感じることはないみたいですね・・・。
さて、そんな中・・・8月上旬の猛暑日が続いた数日間、当工場では暑さ対策
の一環として、消雪パイプによる「打ち水(散水)」を行なってみました。
本来、消雪パイプは冬場の除雪対策として稼動するのですが、これを夏の暑さ
対策に利用しようというわけです。
散水による気化熱によって、路面の温度や気温を下げる効果が狙いなのですが、
数年前に新潟県長岡市で行なわれた検証実験では、気温で約2度、路面温度で
約14度低下したとの事例もあります。
実際に温度測定は出来なかったのですが、確かに体感的に涼しく感じることが
できました。
見ているだけも涼しい感じです!
冬の消雪パイプを夏の暑さ対策に利用する。よく考えてみると、なるほどなと
思いますし、凄い発想の転換ですよね。
日常の仕事においても、常識にとらわれすぎず柔軟な対応を心掛けて行ければ
と思います。
それではまた。